鼻デカおじさんの話

まだ小学生の頃、近所に”鼻デカおじさん”と呼ばれるおじさんがいました。

見かける度に「あれ?鼻、デカっ!」とか失礼極まりない言葉を投げかけていたわけですが、ある日、僕の友人のチャリのタイヤにビニール袋か何かが絡まってチャリが動かなくなってしまったところ、たまたま近くを通りかかった”鼻デカおじさん”が何も言わずに、無言のままビニール袋を取り除くのを手伝ってくれたんですね。助けてくれたんです。

僕らは心から「デカいのは鼻だけじゃなく、心もデカかったんやな」と感動したのを覚えています。
その日以来、おじさんとは「今日も鼻がデカいですね」「せやろ?」と微笑み合う仲になりました。

今になって改めてあの鼻デカの偉大さを思い出し、僕もおじさんのような、たとえ心ない言葉をぶつけられても、決して怒らず全てを許し、いざという時には助けてあげられる、そんな心が広く強い大人になりたいと感じています。

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